(CVVのブログ2008年09月16日より引用)
CVVの居場所活動で大切にしていることは、“出逢い”です。
児童養護施設で生活している子ども同士、退所した若者同士、さまざまな仕事に就いている人、多様な生き方をしている人たち、そういったさまざまな人たちが出逢い、元気になっていく場所です。そして、自分が尊重され、受け容れられていると感じられる場、有効な情報を知ることができる場を大切にしています。
具体的には…
1 「みんなの会」の実施
3ヶ月に1回くらいのペースで実施します。これは、主には施設で生活する中高生を対象にしていますが、退所した若い人たちもたくさん参加しています。対人関係、退所後の生活、セルフエスティーム(自分を大切に思う気持ち)などをテーマにしたワークショップを通じて、退所した後の不安を軽減することを目的にしています。
2 よりみち堂の実施
毎月1回夜に実施しています。施設を退所した人を対象にしています。仕事帰りにふらっと立ち寄ることができ(よりみち)、夕飯を共にし、悩みを話したりする場です。「堂」はみんなが集うという意味があります。
3 ニュースレター「みんなの手紙」の発行
年3回発行しています。記事は、活動の報告、おすすめ本、当事者の視点からのコラムなどです。年間購読料は1,000円です。購読希望の方は、メールください。
4 各種講演活動
依頼があれば随時です。これまで、JASPCANや子ども家庭福祉会議、チャイルドライン、スクールソーシャルワーカーの方の研究会等でメッセージを伝えてきました。