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自助グループ・ピアサポートに関連した書籍・論文などを紹介しています。

参考書籍

依存症、身体障害、精神障害、ひとり親家庭、セクシャルマイノリティなど、あらゆる当事者が集まって話すこと、聞くことの普遍的な意義が、 「わかちあい」「ひとりだち」「ときはなち」という3つの言葉を軸にしてわかりやすく丁寧に書かれています。 自助グループって何?という方にお勧めしたい一冊です。1999年発行と少々古い本ですが、図書館で借りることができるかもしれません。
セルフヘルプ(自助)グループの意義や役割、立ち上げから運営までの手引きが100ページ程度で簡潔にまとめられています。 セルフヘルプ(自助)グループって何?という方にお勧めしたい一冊です。
セルフヘルプグループ(自助グループ)の始め方・続け方から終わり方までをわかり易く丁寧に解説した本です。 これから自助グループを立ち上げたい人はもちろん、既に自助グループを運営している人にも良い一冊です。 改訂増補では、充実のリファレンスガイド、グループの魅力を伝えるコラムを加えて、より使いやすく読みやすい工夫が凝らされているそうです。
依存症やアダルトチルドレンの問題に詳しい精神科医である斎藤学さんの著書です。 言いっぱなし聞きっぱなしを行う自助グループの発展に大きな影響を与えた、 アメリカのAA(アルコホーリクス・アノニマス)というアルコール依存症の自助グループの成り立ちを紹介しています。 また、AAの影響を受けた日本のDVや摂食障害の自助グループ活動なども紹介しています。
自助グループについて書いた本ではありませんが、自助グループ、患者会などの場を作っている人、作ろうとしている人の参考になる本です。 運営する人と参加する人の行動や言動、思いと心の揺れ、それによる場と人の変化を丁寧に書いてあります。
様々なセルフヘルプグループで当事者が集まって自分の体験を物語として話し、他人の経験を物語として聞く。 その結果、グループ全体がどのような性質を持ち、その中で参加者はどんな道を歩んで行くのか? 社会学の視点から論じたやや研究者寄りの本かもしれません。 しかし当事者の集まりで体験を話し、聞くことの有効性を考えるヒントになる一冊です。
ピアサポートについて本気で学ぶための一冊。 ただし、初学者が一人で読むのはお勧めできません。 耳慣れないカタカナ用語がいくつか出てきます。 「話し合ってみよう」というコラムや「グループ演習」の項目が用意されているので、 ピアサポート勉強会のようなグループワークの中で使う本です。 ピアサポートについて共に学ぶ、ということ自体がピアサポートになるかもしれません。