当団体OHANAは横浜市内を中心に、
「ものつくり」を通して、地域の人たちに性犯罪被害者の現状を知っていただき、
地域ぐるみで当事者の方たちが安心して暮らせる地域作りをする活動をおこなっています。
自分の気持ちを誰かに話すことで、心が少しだけ軽くなる人もいますが、
時に話す事で、被害の事をいつまでも忘れられない人もいます。
また、性犯罪被害の相談窓口は込み合っているため、
なかなか電話がつながらず、そのうち諦めてしまう方も多くいるのではないでしょうか?
でも、誰にも言わないでじっと一人で耐えるのは、
本当につらくて大変な事です。
そんな理由から、私達は「何かを作る」という行為で、
被害の記憶を自分の中から出し、
何かの作品を完成させることで達成感を得、
傷ついた自尊心を自分自身の手で取り戻す事をすすめています。